代表挨拶
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ご挨拶
しかし、若さは経験の少なさともとられてしまうので、お客様との信頼・信用のため、当社では、日頃から社員教育にも力をいれており、礼儀やマナーはもちろんのこと、率先して最新設備導入を進め、常に専門技術を磨くことのできる環境を整えております。
今後も、引き続き航空機部品製造に注力しつつ、プラント設備一式の施工を手がけられるよう、機械加工事業を広げていきたいと考えております。
代表取締役 中島 裕也

NSKの特徴
帝国データバンク
2019年クローズアップトピックスより引用
若さを武器にして
少子高齢化が進み、技術の伝承が喫緊の課題となっているという企業は少なくない。建設業や製造業など、若手の採用に苦慮しているという声は多く、“ものづくり愛知”が抱えている課題のひとつとなっている。
今回ご紹介する(株)NSKは、製缶板金や溶接加工を行っている、設立からまだ3期目の若い会社である。現在も代表を務める中島氏が、大手製鋼会社の構内作業などで溶接の腕を磨き、「いつか自分の工場を持つ」という夢を叶えるべく独立。
24歳という若さでのことであったが、自身の技術が評価されていたのはもちろんだろうが、それ以外にも続いてきた人脈が大いに助けとなった。
「彼に任せておけば大丈夫だよ」と取引先を紹介してもらい、社員や協力先も少しずつ増え、現在では航空機部品メーカーの工場内の作業で用いられる治具の製造など大手企業からの仕事も手がけられるようになっている。
ともに成長を
現在、社員や協力外注先(個人事業主)の大半が20代というのも当社の特長のひとつとなっている。
会社同士はもちろんだが、担当者とも長く付き合っていけるのは“若さの特権”と言えそうだ。若さは一方で経験の少なさとも同義であり、いきなり熟練のベテランと同じ仕事が出来るわけではない。
その点、教育についても熱心に取り組んでおり、礼儀やマナーはもちろんのこと、技術を磨く場として自社の工場を使えるようにして、中島社長をはじめ先輩から教えを受けられる態勢を整えている。
将来的には、プラント設備一式の施工を手がけられるよう、機械加工など事業領域を広げていきたい意向とのこと。協力外注先との関係も強めていって得意な分野は任せつつ、「溶接屋としての芯のところは外さずに、みんなで成長していきたい」と中島社長は先を見据える。
人手不足はますます深刻化するなか、若さは選ばれる理由となり得るのではないだろうか。



